早稲田大学・第103回箱根駅伝 徹底分析
早稲田大学は、今回の箱根駅伝で優勝を狙えるチームとして注目したい。
特に、2026年11月1日の全日本大学駅伝で大会新記録の5時間03分31秒を記録して優勝したことは大きい。箱根でも、この勢いをどこまで持ち込めるかがポイントになる。
今回は、単に順位を予想するのではなく、選手層・エース力・区間配置・山の攻略・優勝への課題に分けて分析する。
- 早稲田大学の現在のチーム力
学生駅伝 2冠達成
出雲駅伝
優勝
16年ぶりの優勝
全日本大学駅伝
優勝
16年ぶり・大会新記録
全日本の結果は特に評価できる。
総合タイム:5時間03分31秒
従来の大会記録を3分16秒更新
2位の國學院大学に大差をつけて優勝
8区間中、4区間で区間賞
しかも、単にエースが強かっただけではない。1年生から4年生まで幅広い学年の選手が結果を出している。 - 注目選手を個別分析
① 工藤慎作(4年)
役割:山登り・主要区間のエース
5000m:13分38秒67
10000m:28分31秒87
ハーフ:1時間00分06秒
マラソン:2時間07分34秒
最も注目度の高い選手。
箱根5区では過去に6位、2位、3位と安定した結果を残している。全日本でも最終8区を任され、区間賞を獲得した。
箱根での起用予想:5区
山登りを任せられる経験値は大きい。間違いなく今年も結果を出してくるだろう。
② 増子陽太(1年)
役割:エース候補
全日本2区で30分51秒の区間新記録。
1年生ながら強豪校のエースを相手に主導権を握った。
注目したいのは、レースの流れを自分で変えられる点。
箱根2区は23.1kmと長く、全日本の11.1kmとは別物。距離への対応ができれば、早稲田の大きな武器になる。
箱根での起用予想:3区
③ 新妻遼己(1年)
役割:スピード区間
全日本3区で32分45秒。
2021年にイェゴン・ヴィンセント選手が記録した区間記録を1秒更新した。
この走りは非常に大きい。
1年生でこれだけの走りができるなら、箱根でも主要区間を任せられる可能性がある。
箱根での起用予想:9区
④ 鈴木琉胤(2年)
役割:3区
全日本5区で34分31秒の区間新記録。
前回の箱根でも4区区間賞を獲得している。
個人的には、今回の早稲田で最も楽しみな選手の一人。
全日本の結果を見ると、長い距離でも高いスピードを維持できる点が魅力。
箱根での起用予想:3区
⑤ 山口竣平(3年)
役割:復路の主力・往路候補
全日本7区の17.6kmを担当。
長い距離を走れる選手として、箱根でも重要な役割が期待される。
特に7区・9区など、長い距離の区間で力を発揮できるか注目したい。 - 箱根駅伝の区間配置予想
ここが一番重要だと思う。
全日本の出走実績と箱根の適性を踏まえた、現時点での仮想オーダーを作ってみた。
※私の仮想オーダー。正式な箱根エントリー・監督の起用方針は未確定。8~10区は特に候補段階。
全日本の出走メンバーには、このほか堀野正太、山田晃央、瀬間元輔、佐々木哲などもいる。選手の状態次第で十分入れ替わると思う。 - 早稲田大学の強みと弱点
最大の強み:若手の成長
今回の早稲田で特に魅力を感じるのは、1年生の増子・新妻・本田の存在。
この3人が箱根でも結果を出せれば、今後数年間にわたって早稲田の中心になる可能性がある。
最大の課題:山下りと選手層
箱根は全日本と違い、10人で往復217.1kmを走る。
全日本で強かった選手をそのまま配置すれば勝てるわけではない。
特に6区の山下り、9区・10区の長距離区間でどれだけ安定した走りができるかが重要。
また、4年生の工藤・小平らの力を生かせる最後の箱根でもある。 - 優勝するための展開予想
往路:1月2日
1区
本田が先頭集団でタスキリレー。ここで大きく出遅れないこと。
2区
増子が区間上位で走り、早稲田が優勝争いに加わる。
3・4区
新妻と鈴木でさらに上位との差を広げる。
5区
工藤が山登りで粘り、往路優勝を狙う。
復路:1月3日
6区
山下りで大きく順位を落とさない。
7~8区
山口らの主力でリードを維持。
9~10区
選手層と粘り強さで逃げ切り、総合優勝。 - 最終評価・優勝の可能性
私の現時点の評価は次のとおり。
総合力 非常に高い
往路の爆発力 非常に高い
復路の安定感 要確認
優勝への鍵 山の攻略
私の最終予想:早稲田大学 総合優勝。
ただし、全日本の結果だけで箱根の優勝が決まるわけではない。特に青学・國學院・中央との比較では、箱根の距離適性と山の区間が大きなポイントになる。
参考資料:
個人的に一番見たいのは、増子陽太選手を2区に起用するかどうか。
1年生で箱根の花の2区を任せることになれば、かなり大きな勝負になると思う。

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